技術情報
3次元プリンター(切削造形機)
メリット
- 材料選択: ABS、POM、アクリル等の実際の材料を使用可
- 強度検証:削り出し方式なので材料物性に近い応力検証可
- 機能検証:てのりトルク部品等の摺動・ダンパー性検証可
デザイン検証は積層、強度・機能検証は切削が優位
切削造形機での加工実績(一部抜粋)
部品 | 材料 | 目的 |
---|---|---|
刃先パーツ | アクリル | 刃先形状検討 |
ケース本体 | ケミカルウッド | デザイン提案 |
ケース本体 | ABS | デザイン提案 |
部品 | POM | 3本腕検証用 |
治具 | ケミカルウッド | 印刷固定用 |
治具 | ケミカルウッド | 寸法検査用 |
設備部品 | POM | 工程改善 |
ケース本体 | ABS | グリップ確認 |
ケース本体 | ABS | 意匠面確認、切断性確認 |
3次元CAD
デザイン評価
外注と同等の表現が社内で可能
3次元データのレンダリングが可能。質感、色味などを画面上で事前確認、判断。
- デザイン決定の効率化
- 自由度向上
- 視覚資料により意識の共有可能
設計
開発コストの削減・開発精度UP
部品データの解析
部品データ評価による製造上(成形・金型など)の問題点
-
断面分析による
成型流動性確認 -
干渉チェック機能による
相互部品間の干渉確認 -
応力解析による
耐久性確認
デザインデータ、部品データの自前作成
あったらいいな!を社内で素早く実現
・外注率削減による開発の効率化
・開発リードタイムの削減